ケニア・ナイロビ・キベラ

sorairomagatama2008-09-29


昨夜のライヴは、ナイロビのキベラという東アフリカ最大のスラムから、マサイ族の伝統音楽を通してメッセージを伝えに来てくれたライヴとスライドトーク
一行は3ヶ月かけ日本中をまわり、スラムの厳しい環境の中にいる子供達への支援を訴えている。

写真はジュース瓶の蓋を針金でつないで作られたバック、針金とビーズのキーホルダー。どれも子供達が手作りしたもの。

親や帰る家のない子供達は、ゴミの中から売れるものを探し、わずかなお金を手に入れる、しかし彼らの多くは食べ物よりシンナーを買う、何故なら心があるから…食べ物はお腹を満たすだけだ。心に抱えきれない悲惨な体験や現実を忘れる為に、彼らはシンナーで自分を壊して行く。

心がある人間だから…こんな辛い言葉をつきつけられてどうしようと思った。私も加害者の一人に違いないのだ。世界の中の貧富の差がある中の、日本人は富の方にいるのだから。
だが彼らと暮らし、学校を作り、支援活動をしている早川千晶さんのお話しは重苦しい気持ちを救う。悲惨な事があっても、子供達は、ここマゴソスクールに出会って仲間と助け合っている、誰かが誰かの笑顔に助けられて、その事がまた周りの人を笑顔にすることで、希望が広がって行くのだと。みんなと暮らせる家があり、学校で勉強できる、そんなシンプルな事が幸せだと子供達が教えてくれると。早川さん達はこれから福島に行き、各地をまわり沖縄に行きます。とてもハードな旅ですが、マサイ族の長老もみんなも頑張っています。機会があったら是非参加して下さい。そしてエイズや貧困の不安のあるスラムのなかで、子供達の、今生きている、ここにいるだけで幸せという声を聴いて欲しい。

ケニアの子供達の自立のために支援をお願いします!
http://www.maisha-raha.com
[マイシャ・ヤ・ラハ基金
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tel 090-6122-7541(月〜木 19〜21時に受付)